年金の移行について

次は年金の移行についてです。

その前に、自分がどんな年金制度に

入っているのか把握する必要があります。

 

私の場合は、

①厚生年金

②企業年金

③確定拠出年金

でした。

 

①はみなさんご存知でしょう。

③は毎月レポートが届くのでわかるでしょう。

②が私は把握していませんでした。

 

どうやら所属していた会社独自の年金で、

③と同様の「上載せ」ぶんの年金制度みたいです。

実はいっぱい年金制度に入っていたんですね。

 

さて、移行についてですが、

①はもちろん国民年金に移行することになります。

払う額も少なくなり、会社からの補助もなくなるので、

将来貰える額もだいぶ少なくなります。

 

②は以下の選択肢があります。

・退職時に退職金として一気に貰う

・企業年金基金に預けたままにして将来貰う

・国民年金基金に移行して払い続ける

 

国民年金基金は企業年金と一緒です。

任意で加入できる「上乗せ」ぶんの年金制度です。

私は国民年金へ移行して将来貰える額が少なくなるので、

国民年金基金に移行して足しにしたいと思います。

 

③は以下の選択肢があります。

・退職前の確定拠出年金に預けたままにして将来貰う

・他の確定拠出年金に移行して払い続ける

 

これも私は将来に備えて、

他の確定拠出年金に移行したいと思います。

 

まぁしかし会社員は色々年金に入っているもんです。

しかもわかりにくいし、会社独自の~みたいなのが多いし、

移行手続きも結構段階踏まなくてはならず面倒です。

転職繰り返す人は大変でしょうね。

 

完全に終身雇用を前提とした制度だと思います。

もっとスマートな年金制度になればいいなと思います。

健康保険の移行について

本日、健康保険の移行手続きを行ってきました。

私は退職前は会社の健康保険組合に入っていました。

そんな私が退職後に選べる選択肢は以下です。

 

①国民健康保険に移行する

②会社の健康保険を任意継続する

③家族の被扶養者になる

 

私は独り者なので選べるのは①と②です。

で、判断基準はもちろん保険料の安さです。

 

保険料は、

国民健康保険の場合は、

前年収入、世帯人数、固定資産をもとに、

市町村ごとの独自の計算で決まります。

 

会社の健康保険の場合は、

もちろんその健康保険組合が決めるのですが、

会社員は会社が半額負担してくれています。

だから会社員の保険料はすごく安いです。

 

じゃあ退職後、健康保険をどうするかですが、

退職しても退職前の会社の健康保険を最大2年間、

任意継続することができます。

 

だったら会社の健康保険の方が安いから、

継続した方が得だろうと思ったら大間違いです。

退職すると会社負担がなくなるので、

保険料は倍額になります。

 

私の場合ですと、任意継続すると

保険料がだいたい4万円前後/月くらいでした。

 

では国民健康保険だったらどうかですが、

私の市の場合だと、ほぼ同じかちょっと安いくらいでした。

 

ただここでも会社都合退職者には救済措置がありまして、

会社都合退職の場合、国民健康保険に移行すると、

退職から2年間、前年所得を30/100とみなすという

軽減措置があります(2010年度から施行)。

 

なので私は国民健康保険に移行すれば、

今年、来年と健康保険料がかなり軽減され、

だいたい1万円ちょい/月くらいで済むようになります。

もう全然額が違います。

 

これから起業しようとする人間には

本当にありがたい制度です。

 

本当にありがとう。

こんな年齢で会社都合退職を使わせてくれて。

私に自由を与えてくれて。感謝以外に言葉がないです。

起業予定でも失業給付金を貰えるか?

起業予定でも失業給付金を貰えるか?ですが、

ハローワーク職員の方に正直に聞いてきましたが、

貰えるとのことです。

 

起業予定でも、

起業を検討している段階であれば給付対象となるそうです。

ただ、自分のお店を構えたとか、明らかに起業活動を

開始した時点で給付対象から外れるそうです。

 

ただその場合でも、

きちんと事業を始めれば再就職と認められるそうで、

つまり再就職手当の対象にもなるとのことです。

 

ここらへんネットでも調べてみましたが、

以前は起業を検討しているだけで給付対象外だったらしいですが、

2014年に厚労省で基準の見直しがあって、起業準備中でも

給付対象となるように変わったそうです。

 

日本は近年、

ベンチャーなどの開業率を上げる政策を打ち出していますから、

その一環なのかと思います。

 

ただし、起業を予定しているから

無条件で失業給付金を貰えるわけではなく、

きちんと求職活動もしていないといけないとのことです。

 

これは、本当は起業なんて考えてないのに、

楽して失業給付金を貰うために嘘をつくような人を

防ぐためかと思われます。失業給付金はあくまで

「働く気がある人」に支給されるお金なので。

 

ただ、起業を考えていて、他の企業に就職する気もないのに、

企業の就職面接を受けるというのも私は気が進まないので、

他の方法を探したいとは思っています。

 

例えば、就業に必要な国家資格の受験なども、

求職活動の一環と認められるそうなので。

 

どんどん起業しやすいよう法整備が整っていくといいと思います。

日本も大企業がどんどん衰退していってますから、

誰かが新しいことを始めなければ日本自体も

衰退していく一方ですから。

 

雇用保険の合同説明会

本日、雇用保険の合同説明会に行ってきました。

ハローワークで開催。時間は13時半~16時まで。

集まったのは同じ会社を辞めた人たち、40~50名くらい。

雰囲気は会社を辞めた人間の集まりとは思えないくらい、

ワイワイガヤガヤにぎやかな感じ。

 

内容は雇用保険の説明と、

その流れで雇用保険の手続きまで済ましました。

地元の大企業なだけあってか、ハローワークの職員の方々は

かなり気を使って丁寧に説明してくれました。

 

さて、雇用保険について簡単に説明すると、

失業した人が次の職を見つけるまで失業給付金を貰える制度になります。

※詳しくはネットなどで調べてください。

 

給付金の額は、年齢と前職での収入によって決まり、

私の場合だとおそらく6000~7000円/日くらい。

ひと月だと20万円くらい。結構な額になります。

 

給付日数は、辞めた理由、年齢、在職期間で決まり、

もし自己都合退職だったら私の場合120日だったのですが、

今回は会社都合退職なので240日になります。

4か月が8か月に。倍です。

 

ただ、無条件で貰えるわけではなく、

あくまで次の職を探すための援助金なので、

きっちり次の職を探す活動をしていないと貰えません。

職業相談を受けるとか、就職面接を受けるとか。

 

ようは8か月働かなくていいわけじゃなく、

8か月の間にちゃんと次の職を見つけなさいってことです。

 

でも給付日数いっぱいあるのに早く就職したら損なんじゃ?

と思うかもしれませんが、そうでもなくて、

もし早く就職できたら、残りの給付日数に応じて、

再就職手当が貰えたりします。

 

給付残日数が「3分の1以上」あれば、

支給残日数×基本手当日額×50%

給付残日数が「3分の2以上」あれば、

支給残日数×基本手当日額×60%

のボーナスみたいなものが貰えるってわけです。

 

早く再就職できれば、次の職でお給料を貰いつつ、

雇用保険からボーナスも支給されるというわけです。

 

これだけ聞いて、

いかに会社都合退職が有利かということがわかります。

4か月が8か月ですからね。

 

さて、次は起業予定の人間でも給付対象になるか、です。

退職後手続きの必要書類

退職後の主な手続きとして、

健康保険、年金、雇用保険の手続きがあります。

これらの手続きには退職した会社から送られてくる

書類が必要になります。

 

健康保険の切り替え手続きには、

「健康保険資格喪失証明書」。

 

年金の切り替え手続きには、

「離職票」もしくは「退職証明書」。

 

雇用保険の手続きには、

「離職票」。

 

ようするに、

ちゃんと会社を辞めたこと、

ちゃんと前の資格を喪失したこと、

を証明する書類が必要なわけです。

 

健康保険証がないのがドキドキだったので、

はやく書類が送られてこないかな~と心待ちにしていましたが、

私の場合、退職して1週間で送られてきました。

 

しかもどうやら雇用保険に関しては、

同じ会社を辞めた人たちを集めて、

合同説明会を開いてくれるようです。

 

でも急なんですよね~。

金曜日に書類が届いて、来週の月曜日に説明会。

よりによって月曜日にはバーテンダースクールの

見学を入れていたのですが。

 

まぁ、バーテンダースクールの見学は

いつ来てもいいといった感じだったので、

日にちをずらして、月曜日は雇用保険の合同説明会に

行ってこようと思います。

 

説明会開いてくれるだけありがたい。

 

そして、

起業予定の人間でも失業給付貰えるのか、

きっちり聞いてこねば!

退職後の手続きについて

色々な記事を平行して進めさせてもらいます。

 

さて、会社を辞めてまずするべきことと言えば各種手続きです。

辞める際に一通り会社から説明は受けましたが、やはりわかりにくい。

手続きの種類も多いし、それぞれ選択肢もあるし、なにが得なのかもわからない。

なので結局、退職関係の手続きの本を買ってしまいました。

買って後悔なしです。

 

退職後にやらないといけない手続きをまとめると以下です。

・健康保険の切り替え

・年金の切り替え

・雇用保険の手続き

 

この中で、年金の手続きは本当にわかりにくいです。

大きな会社に勤めていると複数の年金制度に加入してますし、

それぞれ切り替え方法が違いますし、選択肢もあります。

 

また、その他の手続きに関しても、

今回私は会社都合退職となるのでちゃんと手続きをすれば、

色々な優遇措置を受けられます。

 

参考に私がどんな手続きをしたのか別記事で紹介していきたいと思います。