私のお店の特徴的なサービス

事業計画とは別の話になってしまいますが、

ちょっと楽しいことを思いついたので、

投稿しておきます。

 

私は技術者のためのバーを開きたいのですが。

 

技術者が技術を真に楽しむためには、

ただ技術を体験するだけじゃ物足りなくて、

その技術を使ってどう大儲けできるかっていうのを

語り合えるのが最高に楽しいと思うんですね。

 

で、そういうコミュニケーションを

促進するために次のようなことを考えたのですが、

どうでしょうか。

 

 

『店内技術コンペ』

店内に展示している技術に関して、

こういう製品、こういうサービスがあったら

いいんじゃないかっていうものを思いついたら、

それをA4用紙とかで自由に店内に掲示してもらって、

同じくお店にきたお客さんがそのアイデアに投票する。

そして投票に応じてアイデアを出した人に

お店側からサービスをする感じ。

 

例えば、

ドリンクのコースターが100Pの投票用紙になっていて、

投票してもらった人は100Pのコースターを100円として、

会計で使えるとかでもいいですね。

 

優れたアイデアを出した人は

タダでガンガンお酒を飲めますし、

他のお客さんからしてもその人から色々と

インスピレーションを貰えるというわけです。

すごく楽しそうじゃないですか?

 

バーテンダースクールの試飲で

酔っ払った勢いで考えてみました。

お酒と技術の組み合わせ

私は起業に先立って、

私の考えるコンセプトを試しています。

結論から言えばあるスパイスを加えることで、

お酒と技術の組み合わせは最高に楽しいものになります。

 

有志の仲間を集めて色々試した結果、

やっぱりただ技術を楽しむだけじゃ物足りなくて、

その技術をどう使えば儲けられるかを考えることで、

最高に楽しい場が生まれることを発見しました。

 

やっぱり技術者も金儲けが好きなんです。

 

私のバーは、

R&DのResearchの部分を実現するのが、

まずの目標となりますが、ただ技術を調査するだけでなく、

儲け話ができるような「場」を作り出すのがコツになります。

 

まぁ楽しみにしててください。

お酒と技術と儲け話の組み合わせがいかに楽しいか、

みなさんにご紹介できるのが今から楽しみです。

なぜバー開業を目指すのか?

私の人生の目標は「自由な技術開発の場」を作ることです。

ではなぜ私はバー開業を目指すのでしょうか。

 

飲食店はよく

業種ビジネスと業態ビジネスに分けられると言われています。

業種ビジネスは何を売るかを考えるビジネス。

業態ビジネスはどう売るかを考えるビジネス。

 

バーは典型的な業態ビジネスで、

もちろんドリンクやフードを提供しますが、

どちらかと言えば「場」を提供するビジネスとなります。

 

私は結局、自分の理想とする場を作りたいので、

業態ビジネスは私の目標に合致するというわけです。

 

それと常々思っているのですが、

技術者は真面目過ぎると思います。

 

もっと自由に考えて、もっと技術を楽しめばいいのに、

論理的ゆえに要不要ばかりを考えてしまう。

 

未知の分野へ挑戦する場合、

いくら考えても答えが見つからないことだって多いのに、

考えすぎて最初の一歩が踏み出せない。

 

だから技術者はお酒を飲んで技術を考えるくらいで、

ちょうどいいんだと私は思っています。

 

酔っぱらって、技術を楽しんで、

酔った勢いで技術開発すればいいんです。

日本の技術者とくにそのくらいでちょうどいいんです。

だから私はバーを目指します。

私の人生の目標

さて、私の人生の目標ですが、

私はやっぱり技術を楽しみたいんです。

そして自分だけじゃなくみんなで楽しみたいんです。

そしてみんなで未来を切り開いていきたいんです。

 

私は社会人人生を終えるときに、

そういう理想の場所を生み出せていたら満足です。

 

なので、

私の顧客は「技術者」、

私の商品は「技術開発の場」、

私が顧客に提供したい価値は「自由」「楽しさ」「成功」です。

これが私の事業目標になっていきます。

 

最初からすべてができるわけではないですが、

これからどう商売を試行錯誤しようと私が目指すものはこれです。

 

もちろん同じコンセプトで

色々な人が色々な試みをしていることは知っていますが、

私も私なりにこの方向で商売をしてみたいということです。

 

さて、次は

なんで私のスタートアップがバーなのか、です。

私の起業のきっかけ

私は、前職での職業柄というよりかは多分に自分の趣味で、

常に未来を感じさせる新しい技術をリサーチしていました。

 

スマートデバイス、ロボット、VR、AI等、

ここ近年、ハイテク分野を中心にどんどん新しい技術が

産業を盛り上げていっているのは言うまでもありませんが、

その裏にある流れがあることに気が付きました。

 

これらの技術はただ新しいだけじゃなくて、

誰でも扱えるようなオープンな開発環境が用意されていて、

さらに開発したものを自由に売るためのプラットフォームまで

用意されているんです。

 

要するに、技術者がより自由に開発して、

より自由に商売できる環境が用意されているんです。

 

これは、技術を自由に楽しんで、

みんなで産業を盛り上げていこうよ、

というメッセージなんだと思いました。

そしてこれがこれからの世の中の流れなんだと思いました。

 

一方で世の中の技術者がその自由を謳歌できるかと言えば、

そうではありません。

 

企業は生き残りをかけて事業の選択と集中を進めており、

その中で技術者は無駄のない精度の高い開発を求められます。

大学や国の研究者ですら厳しく成果が求められる時代です。

 

ただ、これが間違っているかと言えば決してそうではない。

これはこれで正しいことなんだと思います。

 

一方で、技術者には技術を自由に楽しむ場「も」必要なんです。

 

だってこれからの技術者にはアイデア次第で大成功できるチャンスがあるんですから!

これからきっと技術者がより自由に商品開発して、自由に商売する時代になるんですから!

 

だからもし企業の中にそういう場が作れないなら、

企業の外にそういう場を作ってやろう、

それが私の起業のきっかけです。

私の人生の目標の考え方

マイケル・ガーバー流でいくと、

人生の目標が事業目標になります。

 

自分が何をする人生を歩みたいのか、

自分以外の人とどう関わっていきたいのか、

どのくらい稼いでいつ引退したいのか。

それが事業目標になります。

 

でも人生の目標を考えるのって実はかなり難しいです。

子供の頃は色々夢があったと思いますが、

今この歳になると人生積み重なってきたものもあって、

何がしたかったんだろうってわからなくなってました。

 

私はここでかなり悩んでしまって、

結局『7つの習慣』を参考に考えることにしました。

『7つの習慣』は企業のマネジメント教育などで

よく使われるので知ってる方も多いかもしれません。

 

『7つの習慣』のなかで、

第2の習慣は「人生の終わりを思い描くこと」です。

そこから自分の信念=自分の原則を見出すことができます。

 

私の原則は自己紹介のページで紹介していますが、

これは明確に私の人生の方向性を示しています。

そして私の起業のきっかけになった想いと

合致していました。

 

次に「私の起業のきっかけ」を紹介して、それから

私の人生の目標=事業目標を紹介していきたいと思います。

なぜ人生の目標を立てるのか?

なぜ事業計画を考える際に人生の目標を立てる必要があるのか、

もうちょっと詳しく説明しておきたいと思います。

じゃないと「夢ばっか見てんじゃねーよ!」と批判されそうなので。

 

商売を始める際には、

何を売るのか、いくらくらい儲けたいのか、誰を相手にしたいのか、

いくらでも考えることあります。そして商売を続けていくうえでも、

常にこれを探求し続けることになります。

 

私のバーだってきっと色々うまくいかなくて、

試行錯誤することになると思います。

 

その際に重要なのが、

そもそも何がしたくて商売始めたんだっけ?ってところです。

これがないと、どっちに舵とっていいかわからず、血迷って、

何も決まらず、立ち行かなくなるんです。

 

なのでむしろ堅実に商売を続けるためにも、

そもそも何がしたかったのか=人生の目標=夢を

明確にする必要があるんです。

 

きっと大企業だって、

創業者に明確で大きな夢があったから大企業になったんだと思います。

これがもし事業が継承されていくにつれ、経営者に夢がなくなっているとしたら、

変化の激しくなるこれからの世の中で、どっちに舵を切っていいか定まらず、

大企業が立ち行かなくなる時代だってくるのかもしれません。

 

興味があれば『はじめの一歩を踏み出そう』を読んでみてください。

実際はもっと深い話です。

マイケル・ガーバー流でいく


さて、私が知り合いに会社を辞めてバーを開業すると伝えると、

ほとんどの人に「技術職なのになんで?」と驚かれました。

 

そこで、なぜ私がバーの開業を目指すのかを説明するために、

まず私の事業計画の考え方の元になっている本を紹介したいと思います。

 

マイケル・E・ガーバー著、『はじめの一歩を踏み出そう』です。

 

この本は米国成長企業のCEOへのアンケートでNo.1に選ばれたビジネス書で、

私自身、起業をしようと考えてから本当に多くの本を読みましたが、

これほどしっくりきた本はありませんでした。

 

中途半端なMBAの本を読むより、

この本を読んだ方がよっぽどビジネスの基本を学べると思います。

起業を目指す人だけでなく、企業で働くすべてのサラリーマンの

悩みも解決できる本だと思っています。

 

この本によると事業計画を立てるうえで一番大切なことは、

画期的なアイデアでもSWOT分析でもなく、人生の目標を立てることです。

なので私の事業計画は私の人生の目標から始まります。