本日、店舗デザインの
ファーストプロットが
出来上がりました。
詳細なデザインはこれからで、
まずはレイアウトと
いったところですが、
プロの先生ならではの工夫満載です。

まず全体ですが、
カウンター9席、テーブル16席、
計25席のレイアウトで、
動線を広く、かなりゆったりめに
スペースをとっています。
カウンターは3席:6席のL字で、
L字真ん中のスペースを潰して、
3席と6席を遠めに別けて、
奥の3席を個室チックに
演出しています。
また、この潰したスペースは
ディスプレイスペースとなり、
技術的なものを展示できる
スペースとなるそうです。
そして当店最大の特徴は、
カウンターの右側に広くとった
技術体験スペースです。
ここに代わる代わる
流行りの技術を展示して、
お客さんに技術を体験できる
ようにする予定です。
さらに技術体験スペースの
後ろ側に広いバックヤードスペースが
あるのですが、ここはキッチンでも
ストックヤードでもありません。
(キッチンはカウンター裏、
ストックヤードは左奥にあります)
なんと、ここは
私の研究室だそうです!
私がここで
色々技術的なモノ作りをできると同時に、
店舗内から小窓で中を見れるようにして
技術的な雰囲気を演出するそうです。
そして、
このテナント一番の厄介どころが
4面中3面が窓というところです。
![DSC_0005[1]](http://iwata-pn.xsrv.jp/wp-content/uploads/2016/06/DSC_00051-300x169.jpg)
良いお店は店内を見せすぎず見せなすぎず、
ちょうどいいチラ見せ感を作るのが
黄金則だそうです。
つまり窓を大規模に潰さないといけません。
今回は窓の内側に
数十センチあけてもう一枚壁を建てて、
その内壁と内壁の間を少し離して、
そこからチラ見せ感を演出するそうです。
さらにその内壁は
外側に向けてディスプレイとして活用でき、
なにか技術的なものを展示しても良いし、
告知などを掲示してもいいし、
液晶画面など設置してもいいし、
夜にはスポットライトを当てて、
かなり目立つ感じにするそうです。
最後に入口なのですが、
このテナントは右と左に入口が
それぞれあるのですが、
今回はこれを両方とも使って、
ダブルエントランスにしました。
ただ、
左から入ると普通の飲食店、
右から入るとなんだこりゃ!と、
2面性のあるデザインに
したそうです。
ふー、
ざっと大まかにはこのくらい。
細かい工夫は色々あります。
さらになによりすごいのはこのデザイン、
私からは細かい注文は出してない
こと。
(言ったのは技術体験スペースがほしい、くらい)
コンサルの先生が
私の出自や、私の起業の思いを聞いて、
私がこういうことをしたいんだろう、
将来的にはこういうことも出来るように
したいんだろうと、先々まで考えて
デザインしてくれたというところ。
さすが有名な先生。
素晴らしいです。
(劇的ビフォーアフターのプロデューサーの先輩で、あの番組のモデルになった人)
かなり悩んだらしいですけどね。
今回はバーでもカフェでもなんでもない、
ノージャンルなお店と割り切って
完成したそうです。
あとは詳細デザイン。
先生側は鋼材やパイプを使って、
ハードなデザインを検討して
くれているみたいですが、
まぁ・・、
私の予算と相談ですね。
退職金なんて簡単に飛んでいきます。