今週はバーテンダースクールで
会計講座を受けました。
教えてくれたのは税理士事務所の方で、
内容は開業時の各種申請について、
税制について、会計ついてなどなど。
とくに会計については
事業計画と深く結び付いているので、
参考までに軽くご紹介します。
飲食店の会計は
以下のように計算できます。
客単価 3,000円
席数 ×15
回転 ×1
日数 ×25
売上 1125,000円
仕入 -300,000円
家賃 -150,000円
人件費 -200,000円
利益 475,000円
※単位説明
・客単価:お客様一人あたりの支払い
・席数:お店の席数
・回転:1日に一つの席に何人お客様が座るか
・日数:1か月あたりの営業日数
・仕入:食材の購入費、光熱費等
・人件費:アルバイトの賃金
まぁ実際にはもっと色々ありますが、
ざっとこんなところです。
で、普通は
上から順々に計算するのが会計ですが、
これを下から逆に計算するのが、
事業計画になるそうです。
どのくらい稼ぎたいのかというのは
事業計画の最重要部分の一つです。
日々生活するために
赤字にならないようにするのは
もちろんですが、
例えば3年後に
もう1店舗増やしたいとか、
お店を拡大したいとか、
考えている場合、
その資金を稼ぐ計画を立てる必要があります。
仮に3年で
次の開業資金1000万円稼ぎたい場合、
1年で340万円、ひと月28万円、一日1万円強、
多く稼がなくてはいけません。
じゃあそのためにどうするか、
客単価を上げるのか、席数を増やすのか、
回転を上げるのか、家賃を減らすのか。
ここで儲けだけでなく、
自分のお店のコンセプトと合わせて、
稼ぎ方を考えなくてはいけません。
ゆっくり過ごせるお店を作りたいから
回転は上げられない、でも席数は
もうちょっと増やしてもいいかも。
マニアックなお客さんを
ターゲットとするから、
場所は繁華街じゃなく、
もっと家賃の安い場所でいいかも。
客単価は上げたいけど、
むやみにメニューの価格を上げたくない。
じゃあ他に自分のお店の特徴と結びつく、
物販や別のサービスも検討するか、
などなど。
と、会計と事業計画は
切っても切り離せないものなんですよ
と、しっかり教えられました。
こうやってちゃんと計画を立てて、
日々目標通りに稼げているかチェックして、
目標を達成できるよう商売を工夫していく、
事業とはそういうものだそうです。
サラリーマン時代には考えもしなかったですが、
会計と事業計画、重要ですね。