私の人生の目標は「自由な技術開発の場」を作ることです。
ではなぜ私はバー開業を目指すのでしょうか。
飲食店はよく
業種ビジネスと業態ビジネスに分けられると言われています。
業種ビジネスは何を売るかを考えるビジネス。
業態ビジネスはどう売るかを考えるビジネス。
バーは典型的な業態ビジネスで、
もちろんドリンクやフードを提供しますが、
どちらかと言えば「場」を提供するビジネスとなります。
私は結局、自分の理想とする場を作りたいので、
業態ビジネスは私の目標に合致するというわけです。
それと常々思っているのですが、
技術者は真面目過ぎると思います。
もっと自由に考えて、もっと技術を楽しめばいいのに、
論理的ゆえに要不要ばかりを考えてしまう。
未知の分野へ挑戦する場合、
いくら考えても答えが見つからないことだって多いのに、
考えすぎて最初の一歩が踏み出せない。
だから技術者はお酒を飲んで技術を考えるくらいで、
ちょうどいいんだと私は思っています。
酔っぱらって、技術を楽しんで、
酔った勢いで技術開発すればいいんです。
日本の技術者とくにそのくらいでちょうどいいんです。
だから私はバーを目指します。